オンラインサロンは、あるテーマをもとに、そのテーマに強い関心を持つ人々が集まるインターネット上の仮想空間です。
時間も空間も超えて多くの人が集まってくる仮想空間ではありますが、集まってくる人々は当然、現実に存在する生身の人間ですし、オンラインサロンの主催者もその例外ではありません。
よって、主催者がオンラインサロンを運営するときには、現実(オフライン)の場でイベントやコミュニティを主催するのと同じような労力・手間がかかってくることがあります。
この記事では、オンラインサロンの主催者に求められる「陰の努力」についてお伝えいたします。
もちろん、ここまでしなければオンラインサロンの運営が不可能だというわけではありません。
しかし、サロンの外で、メンバーが知らないところで行う「陰の努力」を怠らないことで、メンバーの満足度も上がり、オンラインサロンも安泰に運営できるようになっていくのです。
主催者の仕事を「タスク」として管理する
オンラインサロンの運営を安定的に行うためには、日々やるべき仕事を「タスク」として管理し、パターン化・習慣化させていくことが重要となります。
タスク管理は、得意な人と苦手な人で、まっぷたつに別れるかもしれません。
タスク管理が苦手な主催者は、タスク管理アプリなどを利用してみてはいかがでしょうか。
世の中には「Habitify(ハビティファイ)」や、「みんチャレ」「Asana」「Trello」など、多くのユーザーが習慣化に成功した実績があるアプリがいくつも出回っています。
ある行動の習慣化には、3週間~3カ月が必要と言われます。それまでの継続は大変で、忍耐力も求められるでしょう。
まずは、オンラインサロンを運営している上で、どんなタスクを繰り返し行っているかを振り返り、書き出してみましょう。
サロンメンバーの書き込みの見回り、会費の決済管理、イベント開催に向けての関係者への連絡など、サロンの内側だけでなく外側でも、様々なものがあると思います。
タスクの「頻度」に注目する
そして、書き出したタスクについて、それぞれ、どれぐらいの頻度で行うべきかも合わせて書き出してみましょう。
サロンの見回りなど「毎日」やるべきものもあれば、「3~4日に一度」「週に一度」「月に一度」などで十分だけれども定期的に実施すべきものもあります。
毎日やるべきものは「朝起きたらすぐにやる」「風呂に入る前にやる」など、すでに毎日行っている習慣と紐付けて実行することも、サロンタスクを習慣化させるコツです。
また、前出のアプリの多くが、頻度まで管理して、タスク進行のペースメーカーになってくれますので、大いに活用していきましょう。