オンラインサロンで新規メンバーを集めるために、SNSでのライブ配信(生配信)を活用する主催者が増えています。
早めにライブ配信を開始し、さらに継続しているサロン主催者は、先行者利益で信頼を得て、集客に成功している例も出てきているのです。
その中でも、Facebookのアカウントを持っているサロン主催者は、Facebookライブ配信を活用しない手はありません。
この記事では、Facebook上でのライブ配信の基本的な特徴について解説します。
Facebookライブ配信の特徴
Facebookは、国内だけで2000万人以上の利用者を誇る、知名度の高い主流的なSNSです。起業や副業をプロモーション・ブランディングする目的で活用している。30代以上の社会人の利用者が多く、オンラインサロンなどの有料サービスに加入するだけの経済的余裕のある人を集めやすいメリットがあります。
特別な機材を用意する必要も、事前の設定も必要なく、ライブ配信ボタンを押すだけで気軽に始めやすいのも特徴です。
視聴者による「いいね」やコメント、シェアの数が多いほど、FacebookのAI(人工知能)が自動的に評価し、そのライブ配信を、より多くの人々のタイムラインに載せるようになります。つまり、盛り上がるライブ配信を実行すればするほど、新規見込み客を集めるのにも有利となるのです。
ライブ配信後には、アーカイブ(録画)が自動的に保存されますので、配信時間に参加できなかった人も後で視聴し、コメントを寄せることができます。
また、アーカイブを配信者自身でシェアすることも可能です。メンバーによる投稿を自由に認めているFacebookグループなどにもシェアすれば、不特定多数のFacebook利用者も視聴できるようになるため、より多くの新規客の流入を見込めます。
Facebookライブ配信の注意点
Facebookは規約上、個人アカウントでのビジネス目的の投稿を禁止しています。ライブ配信でも同様で、サロン集客のために個人アカウントから配信することは認められていません。
(とはいえ、よほど悪質なことをしない限り、アカウント停止にまで追い込まれることはありません)
少々面倒でも、Facebookライブは、オンラインサロンをテーマにしたFacebookページを別に作成し、そこから配信するのが望ましいです。
Facebookページから配信すると、「インサイト」という視聴者の統計データを見ることができます。ライブ配信中の視聴総数や、最もコメント等で盛り上がった時間帯などを後で確認できるメリットがあるのです。
また、Facebookページから配信したライブのアーカイブ動画をそのまま流用して、Facebook広告を出すこともできます。そのアーカイブ動画を一定時間を超えて再生した(オンラインサロンに興味があると推測される)ユーザー群を自動的にリスト化して、そのユーザーを狙って別の広告を流すこともできます。
この「ThruPlay」機能を活用した見込み客リスト(カスタムオーディエンス)を作成すれば、ただ不特定多数に広告を流すよりも、広告費を節約しながら大きな成果を上げることも可能です。