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オンラインサロン運営で起こりがちな、メンバー間のセクハラ問題

法人向けオンラインサロン制作なら

オンラインサロンでは、いろんな人が集まります。ほとんどの人が円満に、平穏に参加してくれます。様々な意見や感想を交換したり、あるいは静かに読むだけ(ROM専)だったりして、おかしな波風を立てたりはしません。

しかし、たまに目に余る行動を起こす人がいます。代表的なものがセクハラです。
オンラインサロンでは、どのようなセクハラが起きがちで、どのような対処をするのが適切なのでしょうか。

メンバーへのセクハラのイメージ

セクハラはオンラインサロンで起きがち?

セクハラ(性的嫌がらせ)は、ほとんどの場合、「男性が加害者・女性が被害者」という構図が成り立ちます。

性犯罪とまではいえないが、女性が嫌がる男性の言動を総称してセクハラというのです。

平成時代に、女性の社会進出が進むにつれて、そういったセクハラも徐々に沈静化したように見えます。かつて自分が被害に遭ったセクハラや性犯罪を、オンライン上で告発する「#MeToo運動」なども巻き起こっています。

これからは、女性から男性、男性から男性、女性から女性のセクハラも、少数ながら注目されていくでしょう。

そして、人が多く集まるオンラインサロンでは、セクハラなどのトラブルが起きてしまいがちなのです。

オンラインサロンは、SNSと違ってメンバー以外には非公開の場ですし、「サロン内の出来事は口外無用、門外不出」とされているからか、勘違いして羽目を外す人も一部にいるのです。

特に、年代や性別を問わず人々が集まっているサロンでは、40~50代以上の男性が、若年層の女性に対して、馴れ馴れしく「可愛いね」「美人ですね」と声をかけたり、2人きりで会おうとしたりするなどです。

何をもって「セクハラ」と呼ぶべきかですが、女性が嫌がる言動はすべてセクハラです。

女性と対面していては決して言えないことを、オンラインだから書き込めるというマインドの参加者もいるのです。

セクハラのイメージ

運営者として、セクハラにどのように対処すべきか

まずは、セクハラ被害を申告しやすいよう、ハードルを下げる相談窓口をつくりましょう。そして、毅然とした対応を行う覚悟を見せるメッセージをサロン内に掲載します。

「当サロンでは、参加者の皆さんに気持ちのいい場を提供するため、セクハラなどの悪質なコミュニケーションは許しません」

「運営者からの警告に従わない場合は、強制退会処分にする可能性があります」

「もし、セクハラの被害に遭った、あるいは被害を目撃した方は、この窓口で相談してください。秘密は厳守します」

こうして相談を受けた後に大切なのは、セクハラ加害者がどんな相手であれ、公平に処分することです。

サロンの運営や盛り上げに貢献してくれた古参メンバーだからといって、手加減やお目こぼしはせず、毅然とした態度をとる必要があります。

不公平なえこひいきが見えた途端に、サロンの雰囲気が崩れて、その後の運営にも支障が出ると心得てください。

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