新しく開設したオンラインサロンで事業を立ち上げる皆さんからのご相談をお受けしていると、意外に多いご質問が
「オンラインサロンを運営する上で、次に何をすればいいのかが判らなくなってしまい、運営作業が滞っている。どうすれば良いのか教えて欲しい」
というお悩みです。
達成したい目標は明確化できていても、運営を開始してみると初めての事ばかりなので戸惑ってしまう。
そのお気持ちはよくわかります。
こうした事態を防ぐためには、オンラインサロン構築と並行し、目標に対してのタスクをできるだけ細かく部門別にタスク管理出来る形で明文化しておくことが求められます。
当ブログHow Toオンラインサロン新規開設シリーズでは、こうしたタスク管理・明文化に役立つヒントを発信していきます。
オンラインサロンの要、運営組織は屋台骨!
複数人数でオンラインサロンを使う事業を始めたり、元々ある事業所のEC部門が、オンラインサロンという形式を活用することに決まったり…こうした、グループやチームでオンラインサロンの運営を行うケースは非常に多いです。
特に、元々運営されて行っている大枠の事業の内部にオンラインサロン部門を立ち上げる場合、運営にどのぐらい時間を割けるのか、人員を割けるのかをあらかじめ決めておく必要があります。
大枠の事業所が大きな組織であればあるほど、最初にここをはっきり明文化しておかないことでのちのちトラブルになる可能性も高いです。
関わる人数が多いだけに、「できる人」が居る可能性も高い代わりに、「何もしないが口だけは出す人」「余計なことを急に行い、進捗を阻害してばかりの人」などの困ったちゃんがチームに関わってしまう可能性もまた、高いからです。
「できる人」「必要な人」だけで、意思決定権をしっかりと囲い込み、予算を動かせる組織作りを最初にしておかないと、下手をすれば構想だけで半年、一年平気で経過してしまうケースもみられます。
オンラインサロン事業は、今行政の補助が受けやすいほどの、「推し」業界。
ここはシビアに立ち回る方が結果的に組織の為!と、心を鬼にしてしっかりした基盤づくりを断行しましょう。
いざという時、頼りになる仲間は確保しておきたい
組織やチームをきちんと明文化出来たら、次は自分たちだけでできる事、外注しなくてはならない事を明文化します。
オンラインサロンサイトの制作まではできても、新たなサーバー・ドメイン取得とそこにおける実装、運営は難しいなど、様々なケースがあるでしょう。
状況に応じた、外部委託先の確認も大切なタスクです。
その場合、どれだけ営業の人と息があったとしても一つの業者にすぐに決めてしまうのはお勧めできません!必ず複数業者に同条件を提示し、金額や納期を比較してから発注するようにしましょう。