オンラインサロンの新規集客の切り札として、今、最も有効な手段のひとつがFacebook広告です。
普段のFacebook投稿であれば、友達として登録されている人々のうち、交流が盛んな上位1割前後の人にしか表示されません。
一方、Facebook広告であれば、Facebookの友達以外の人々に向けて、自動的に情報発信をすることができます。Facebookユーザーは、日本国内だけでも2千万人を超えています。あなたのことを初めて知る人々とのきっかけづくりをするには、最強のアピール手段なのです。
Facebookが保有している膨大な個人情報や閲覧記録を、Facebook社が独自に開発したAI(人工知能)に解析させて、あなたのオンラインサロンに興味がありそうな人をピックアップし、優先的に広告を見せる機能が、世界でも指折りの高い精度にまで高まっています。
Facebook広告を成功させられるかどうかは、FacebookのAIが持っている性能を、最大限に引き出し、活用できるかにかかっています。
AIの性能を最大限に引き出すには、Facebook広告の管理画面(広告マネージャ)の使い方をマスターしなければなりません。
AIに学習させる「7日間」が最重要ポイント
Facebook広告がうまくいき、目的を達成することを「コンバージョン」といいます。
オンラインサロンであれば、新規会員の登録がコンバージョンとなります。
まず、この新規会員はどんなタイプの人が多いのか、そのパターンをAIに学習させて、近いパターンのFacebookユーザーに対して、優先的に広告を見せる準備をしなければなりません。
このAI学習が完了する目安が「7日間で50コンバージョン」とされています。
7日間の「情報収集期間」は、新規会員の獲得コストが大幅に上がる可能性が高いですが、ここは我慢のしどころです。
見事に「7日間で50コンバージョン以上」の条件を達成し、AI学習が成功すれば、獲得コストが大幅に下がることも多いです。
「7日間」は、広告の内容をいじってはならない
7日間の情報収集期間の間に、Facebook広告の文章を書き換えたり、画像や動画を変更したりすれば、情報収集期間がリセットされて、7日間の学習がやりなおしとなるので、くれぐれも気をつけてください。
どうしても広告を変更するなら、たとえば「広告に書いた情報が間違っていた」「何日間もコンバージョンが1件も取れない」など、明らかに失敗した場合のみにしましょう。