インフルエンサーや有名人が自身の考えをクローズドな空間で共有する「オンラインサロン」。
オンラインサロンはクローズドな空間であるが故に、その客層は謎に包まれています。
ネット上では、情弱や搾取といった批判的な意見も多く散見されますが、今回は実際にオンラインサロンに参加する筆者が、その客層について掘り下げていきます。
ビジネス系オンラインサロンの利用者層は?
オンラインサロン参加者の多くは日々に物足りなさを感じた社会人です。
彼らは日々の業務や停滞する日常に疲弊し、新たな環境やコミュニティを求めてオンラインサロンに参加します。
一般的な有名人や著名人のオンラインサロンでは、マインドやモチベーションの保ち方を解説するものや、有益な情報を多く提供するもの、全員で協力して何かを作り上げるものなど様々ですが、それらの共通点は「非日常を感じられるものである」ということです。
一方で、エンジニアやライターといった職業に特化したオンラインサロン「職業別オンラインサロン」には、その業界の初心者や横の繋がりを求める上級者など様々な参加者がいます。
筆者は職業別オンラインサロンに入会していますが、自分でスキルアップを図ろうとせず、内部の講義をなんとなく受講している、いわゆる「情弱」の参加者も見受けられます。
しかし、圧倒的にノウハウを吸収し成長する参加者や、運営サイドに関わりオンラインサロンに影響を及ぼす参加者もいらっしゃいます。
特に運営サイドに携わる方は影響力を獲得しやすく、役職ごと(画像編集専門、動画編集専門など)に分類されているケースも多いです。
筆者の参加するオンラインサロンでは、講義の議事録やまとめ製作といった仕事は募集後、すぐに締め切られてしまいます。
結論としてオンラインサロンの客層は社会人が多く、その中でもただ情報を知っただけで満足するタイプと積極的に学ぶタイプ、運営サイドに加わろうとするタイプに分類されると言えるでしょう。
ビジネス系オンラインサロンは搾取か?
「ビジネス系オンラインサロンは搾取である」という意見は多く散見されますが、搾取であるという見方もできます。
ただ参加し、やり取りや起こっていることにぶら下がり、行動しなければ自分で情報を探すことのできない「情弱」と言われてしまいます。
しかし、上記のように積極的に学習する意欲のある方にとっては絶好の勉強場所です。
実際に筆者も有益な情報の数々を学び成長し、収益を伸ばすことができました。
運営に携わった知人は、コミュニティ運営のノウハウを学んだことで、SNS上での影響力獲得に繋がりました。
オンラインサロンは種類に問わず、自身の学習意欲や積極性によってはとても良い学び場となると言えるでしょう。