インフルエンサーや有名人だけでなく、今や個人が自身の考えをクローズドな空間で共有できる「オンラインサロン」。
クローズドな空間なため、その収益性や内部での金銭のやり取りは謎に包まれています。
高額なオンラインサロンもある中で、参加を考えている方や主催を考えている方は参加費の相場や収益性について気になりますよね。
今回は、実際にオンラインサロンに参加している筆者がその収益性や内部でのお金の動きについて掘り下げていきます。
オンラインサロンの参加費、収益性はジャンルによって異なる
オンラインサロンの参加費はジャンルによって大きく異なります。
一般的なインフルエンサーや有名人が主催するオンラインサロンの参加費は、4000円から1万円です。
一方で個人や、エンジニア・ライターといった職業ごとに参加者が集まる「職業別オンラインサロン」は2,000円から10,000円です。
この金額の差には、参加者の仕事が大きく関係しています。
一般的なオンラインサロンの参加者の大半は社会人です。そのため金銭的に余裕のある方が多く、多少金額を高めに設定しても主催者の魅力が勝り、参加者を獲得できます。
一方で職業別オンラインサロンには、フリーランスの参加者やその業種の初心者が多く金銭的に余裕がない方が多いです。その際は無料お試し期間などを設定して、見極めてもらうことが必要でしょう。
また、これらの仕事1本の価格が参加費とほぼ同等なため、初心者でも安心して参加できるようにこういった価格帯になったものと思われます。
オンラインサロンって実際にいくら儲かるの?
筆者の参加するオンラインサロンは月額3000円、参加人数が全体で700人程度です。この時点で毎月約210万円のお金が運営に入っていきます。
様々な経費を差し引いてもこれくらいの金額が毎月入っています。
しかし、参加者を集めるにはそれ相応のクオリティが必要です。そのため、いくら影響力を持っていてもオンラインサロンの運営にはコンテンツ制作力、企画力、運営力など様々な技能が必要になるため、安易に立ち上げるのは不可能と言えます。
ですが収益性の高さは間違い無いので、今後もオンラインサロンの立ち上げは様々な分野で加速していくと見て良いでしょう。