インフルエンサーや有名人が自身の考えをクローズドな空間で共有する「オンラインサロン」。
今回は、その中の1つ「職業別オンラインサロン」について掘り下げます。
職業別オンラインサロンとは、エンジニアやWebライターといったフリーランス向けに専門的な知識を共有する、近年急成長を遂げている新たなオンラインサロンです。
筆者は実際に職業別オンラインサロンに参加しているので、成長理由について具体的な考えを伝えられると自負しています。
成長理由は時代の波を受けたものだった
オンラインサロンは、現在では個人が情報を発信する場としても認知されきていますが、かつては芸能人やインフルエンサーといった影響力を持った人々のノウハウや考え方を知れる場を提供するビジネスとして成長してきました。
それに対し、職業別オンラインサロンはその分野で大きな実績を残した方達によって運営されています。
ここでの実績とは、副業や本業での収益額の大きさなどがあげられます。
専門分野において大きな実績を残した彼らは、人脈や仕事の功績では手にいれられなかった影響力を欲し、オンラインサロンというクローズドな場で専門分野の知識を提供することで、参加者への影響力を獲得しようとしています。
職業別オンラインサロンは、こうした影響力を欲する人々がヒトやカネといったコストをつぎ込んで作られ、未だ未開拓の分野も多いことから急速な発展を見せたという訳です。
影響力はさらなるビジネスチャンスを生むことを運営者も理解しているため、彼らはオンラインサロン参加者にも活躍の場を与え、影響力を持てるようにしている場合が多いです。
筆者の参加するオンラインサロンはこの動きが強く、オンラインサロン内での活躍により認められ、SNSでのフォロワーを急激に増やした方もいらっしゃいます。
ブラック企業や過労といった社会情勢も理由の1つ
職業別オンラインサロンの参加者の多くはフリーランスや副業に力を入れている方が多いです。
彼らの多くはブラック企業や過労といった現状の業務に疲弊し、ある程度生活できる分野への学習を進めたいと考え職業別オンラインサロンへ参加します。
職業別オンラインサロンでは、その分野での営業方法や勉強方法、著名人を呼んでの講演会なども企画されています。
過酷な労働環境から逃れつつ、個人で稼ぐ力を影響力と共に身につける場として職業別オンラインサロンは最適と言えます。
職業別オンラインサロンの成長理由には、今日の複雑な社会情勢も絡んでいるという訳です。