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オンラインサロンの「プラットフォーム」の歴史(前編)

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オンラインサロンのプラットフォームとは、オンラインサロンを開設したい人が登録し、集客や月会費の決済などのサービスを提供する媒体です。

プラットフォームを使うと、集客や会費決済など、運営の手間になりやすい仕事は楽になります。
その代わり、プラットフォーム側が定めたルールに従いながらサロンを運営する義務がありますし、収益から20%前後の手数料が徴収されることもあります。

そんなオンラインサロン専門プラットフォームの歴史は、2012年にローンチされた「Synapse(シナプス)」に始まります。

ホリエモン著書

ホリエモン参入でオンラインサロン普及に貢献したSynapse

日本初のオンラインサロンプラットフォーム「Synapse」は、連続起業家の田村健太郎さんによって立ち上げられました。

当時、シェアハウスで同居していたブロガーが炎上に悩んでいて、「有料の参加者限定ブログをつくれば、炎上がなくなるのではないか」と、その立ち上げを支援したところ、実際に炎上がなくなったそうなのです。

そこで、炎上に強い有料のオンラインコミュニティを、誰でも自由に立ち上げられて、ルール作りや決済などの面倒な仕事を引き受けるプラットフォーム事業が始まったのです。

オンラインサロンが一気に市民権を得たのは、2014年に実業家の堀江貴文さんが参入したときです。ホリエモンの人気や知名度に牽引されるかたちで、主宰者や参加者がどんどん増えていったのです。

経済学者で元総務大臣の竹中平蔵氏や、作家で元東京都知事の猪瀬直樹氏、女性芸人の出雲阿国さんなど、数々の著名人がSynapseを利用してオンラインサロンを開設しており、それがSynapseの影響力や信頼性を増すことに一役買いました。

dmm.com公式サイトより

Synapseは、DMMオンラインサロンへ

当初は、Facebookグループをオンラインサロンの主要なやりとりの場にすることを推奨していましたが、「匿名参加のオンラインサロンもほしい」などの声に応えて、SynapseはFacebookグループに代わるやりとりの場を、独自で開発し、2015年10月に公開しています。

ただ、Synapseは2017年、DMMに買収されており、現在では「DMMオンラインサロン」にその機能や役割が引き継がれています。

<「中編」に続きます>

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