現在 647 記事を公開中です

オンラインサロンを「無料」で運営するメリット・デメリット

法人向けオンラインサロン制作なら

オンラインサロンは、参加者から毎月の会費をとって運営される、いわゆる「サブスクリプション」方式で行われるのが一般的です。

しかし、オンラインサロンに参加するハードルを下げるために、あえて無料で運営する人もいます。では、オンラインサロンを無料で運営することには、どのような長所や注意点があるのでしょうか。

無料でオンラインサロンを運営するのも、選択肢のひとつです。

無料オンラインサロンを運営するメリット(長所)

無料でオンラインサロンを運営すると、有料のときよりも多くの参加者が集まりやすくなります。

たとえ少額でも、有料のオンラインサロンに参加するには、クレジットカードを登録したり、銀行振込の手続きを行ったりと、手間がかかりますし、その時点で抵抗をおぼえる人がいるためです。無料オンラインサロンは、そういった決済のハードルが取り除かれています。それだけでも、多くの参加者が集まり、賑わうメリットがあるのです。

また、大勢が集まることで、たくさんの人々から相談を受けたり、意見を交換したりして、多くの交流を広げることができるのもメリットです。まずは無料で運営者としての経験や実勢を積み重ねて、その後に満を持して、有料のオンラインサロンに移行させることもできます。

無料オンラインサロンの主催者は、あまり気負わず、参加者と付かず離れずの姿勢で接することができます。オンラインサロンをマイペースで、気楽に運営したいなら、無料のほうがいいでしょう。

無料オンラインサロンを運営するときの注意点もあります。

無料オンラインサロンを運営するデメリット(注意点)

無料で誰でもオンラインサロンに加入できるようにすると、メンバーの中には、あなたをよく思わない人が混じっていて、ときに攻撃的、批判的な言動を繰り返し、荒らされてしまう可能性があります。

オンラインサロンのテーマによっては、メンバーを無料で入れられるようにすると、平穏な場の雰囲気を保つことが難しくなるおそれがあるのです。ひとりやふたり、そういう輩が混じっているだけで、建設的な議論が出来なくなり、他のメンバーにも迷惑がかかります。

無料だからという理由で、主催者の権限で、すぐにサロンから強制退去させることもできるかもしれません。しかし、その後にあなたのオンラインサロンの内容について、あることないこと、悪評を言いふらされるリスクもあるのです。

誰でも出入りできるようにせず、審査制にすれば、ある程度は治安を保つことができるでしょう。少しでも手間のかかる手続きを挟むことで、荒らし目的のメンバーを大幅に減らせます。

また、無料ですと収益が上がらず、ボランティア感覚になりますので、少しでも面倒なことが起きると、運営のモチベーションが上がらなくなるおそれがあります。入ったメンバーに対して、何らかの有料サービスや商品を販売するなどして、労力に見合う対価を別の形で受け取ることも検討してみましょう。

法人向けオンラインサロン制作なら